SOSを出せない
子どもや若者たち
貧困、いじめ、不登校、引きこもり、障害、
高校中退……生きづらさを抱えた子どもや
若者たちがいます。その困難が、
「社会の中で見えづらくなっている」
そのこと自体が私たちの課題です。
お金だけではなく、物品のご提供でも
子ども・若者支援のチカラとなります。
子ども・若者のために
寄付をする
ぜひ、皆様のお力をお借りできないでしょうか。
保育園に通ったのは3年間で1日だけ…
ネグレクト傾向の見られる家庭への支援てつや(仮名)
小学2年生(インタビュー当時)
ユースの家庭訪問がスタート
てつやは小学校に進学しても、登校することはできませんでした。この状況からスクールソーシャルワーカーより相談を受け、ユースで家庭訪問を行うことになりました。
家庭訪問初日、てつやは緊張して話をすることができませんでしたが、漢字を書くことが好きで、大人でも読むことが難しい漢字をいくつも披露してくれました。このような取り組みを何度も繰り返し、ゆっくりとてつやとスタッフの信頼関係を築いていきました。
友だちができた! 学校復帰へ
てつやとスタッフとで仲良くお話ができるようになってきた小1の冬ごろ、てつやを居場所活動に誘い、参加に至りました。てつやは毎回欠かすことなく活動に参加し続け、どちらが難しい漢字を書けるか自慢しあう友だちができました。活動を通して自信を付けたてつやは、小学校でも友だちと会いたいと思い始め、早起きの練習を始めています。寝坊してしまうこともありますが、「3年生になったら国語の勉強も頑張りたい」と張り切っています。
生活保護世帯であり、母子世帯。
母は障害を抱え、家事のほとんどをこなす時期もありました
Kさん(仮名)
当時、生活保護世帯で、母子世帯で母は障害を抱え、高校生の頃は学校に行くだけではなく、家事のほとんどをこなす時期もありました。両立は大変で、学校では話せない悩みがいっぱいありました。
学習支援教室が居場所に
中学2年の時にさいたま市の学習支援教室に参加しました。それから、5年間通い、学校で話せないことも事情を知っているスタッフに話すことができ、「学習支援教室は私の居場所」だと教えてくれました。教室の明るい雰囲気で、信頼できる大人がいて頼ることができる場で、元気を取り戻すことができました。
大学進学を決意
学習もはじめは得意ではなく、大学進学など難しいと思われていました。しかし、スタッフから『自分は努力で大学に合格できたから、Kも頑張れば進学できるよ』と声をかけたことが大きな励みとなり、国立大学に進学することができました。
今後の子ども支援の在り方を考えるまでに
自身の経験を生かし、今度はボランティアとして学習支援教室に携わってくれています。そこで今度の支援について語ってくれました。
「折角の支援も、必要としている人達が知らなければ100%の力を発揮できません。こうした活動の存在を社会へ更に知らせる必要があると思います。私の経験談で言うと、当事者ほど情報を掴む余裕もなかったりします。支援団体や支援が必要な人を知っている団体の連携で、支援と需要のマッチングが必要だと思います。」
生きづらさを抱えた子ども・若者は、
その困難やSOSのシグナルを 自分から出せません。安心して相談できる「地域の居場所」で
あり続けることが私たちの使命です。堀崎プロジェクト
主に貧困や格差、外国人問題に関する、教育や福祉など従来の縦割りの行政枠組みでは解決が難しい課題を解決するための、地域社会が協働するモデルをつくる試みです。
仮想空間に子ども若者の居場所
埼玉県バーチャルユースセンター
埼玉県内の小学生から大学生年代程度の方
埼玉県が運営するメタバース空間「バーチャル埼玉」内にできた子ども若者のための新しい居場所です。
交流を通して社会参加を
さいたま市若者自立支援ルーム
(桜木・南浦和)
さいたま市在住の生きにくさを抱える若者たち
いろいろな生きにくさを抱え、孤立する若者たちが自立できるようにサポートしています。
地域で仲間づくりと体験を
居場所堀崎こもんずたまり場
小学生〜20歳代の子ども、若者
「誰でも参加できる」をモットーに、年齢や国籍・所属に関係なく様々な人が一緒に遊んだり、教えあったり、イベントを考えたりする居場所です。
人とつながるゆるやかな場
上尾市子ども若者自立支援事業
ルームここから
上尾市在住/〜30代
上尾市に在住される30代までの方で、「人とつながりたい」という思いをお持ちの方、その一人ひとりが異なる体験をお持ちの人と出会いながらゆるやかに過ごす場です。
少しずつ社会へ
あなたのおかげで、
できることがたくさんあります。
児童に勉強を教えることができます。
子ども一人に体操着・上ばきなどを提供できます。
絵具、書道セットなどを提供できます。
寄付の方法
個人の方へ
物品によるご寄付
郵送(元払いのみ)か持ち込みでのご寄付となります。長期保存できる米や食料、不要になったテレフォンカード等をお送りください。
遺贈によるご寄付
遺言から所有されている財産の一部のご寄付も可能です。困窮する子どもたちのためにご寄付いただける方もお待ちしております。
法人の方へ
子ども・若者支援には、ご寄付・協働など様々な形があります。
まずは、ご連絡ください。
そのほかの寄付の方法
外部サービスを利用しています。
ご寄付に関するお問い合わせは、
メールフォームもしくは事務局(048-829-7561)までご連絡ください。
「子どもや若者たちに笑顔を」
その声をカタチに
さいたまユースサポートネット様による地域の課題解決への取り組みに賛同し、2014年よりご支援させていただいております。
さいたまユースサポートネットワークがあれば大丈夫。ここには人々の善意が集まっています。どんな悩みも丸ごと受け入れてくれるところです。このような団体を市民の力で支えていきましょう。
先生のご意見があって「子どもの学習支援」を制度化した記憶があります。それ以来、青砥先生を制度の師と仰ぎ、この素晴らしき「さいたまユースサポートネット」にエールを送り続けております。
次代を担う少なからぬ子ども・若者たちが、理不尽な困難を抱えているなかで、学習支援や「たまり場」の提供など、きめ細かく手を差しのべられておられることに深く共感いたしました。
皆さんからのご支援やご寄付なども大変重要なことではありますが、一時的な活動に終始してしまわないよう、持続可能な仕組みを如何に創れるか、皆さんに如何に関わって頂くかが重要になってくるのかなと感じます。新しい拠点も整備され、活動の幅も拡がっているところでもあります。
よくあるご質問
-
Q1. 寄附控除はうけられますか?
- はい、さいたまユースサポートネットは2024年3月1日付けで認定NPO法人となりました。これ以降の当団体へのご寄附は税制優遇の対象となります。
個人の方については、前年12月から今年11月にかけてのご寄附の領収書を、翌年1月下旬から2月初旬にかけてお送り致します。
確定申告の際にはご自身でお手続き下さい。
法人の方については、その都度、領収書を発行致します。
-
Q2. 寄付金はどのようにつかわれますか?
- いただいたご寄付は、当法人の事業の中で、多様な困難を抱えた子どもたちや若者たちへの学習支援や生活支援を行うために使わせていただきます。
また、委託における助成金や補助金もありますが、当法人はそれ以外の事業も行なっており、切れ目のない継続的な支援を行うために財源を確保する必要があるため、寄付や寄贈をお願いしております。
-
Q3. 振込用紙はありますか?
- ゆうちょ銀行の振込用紙がございます。ご希望の方は、お電話又はメールでお申し付けいただくか、お問い合わせフォームの「ご質問・ご連絡」欄に、「振込用紙希望」とお書き添えの上、送り先のご住所・ご希望の部数を明記し、ご連絡ください。
-
Q4. 領収証はいただけますか?
- ご寄付いただいた全ての方に、前年1月から今年12月にかけてのご寄付の領収書を、翌年1月下旬から2月初旬にかけてお送り致します。
法人の方については、その都度、領収書を発行致します。
-
Q5. マンスリーサポーターを解約・退会することはできますか?
- 解約はいつでも可能です。お電話・メール・こちら(お問い合わせ)のいずれかの方法でご連絡ください。
詳しくは寄付に関するヘルプページをご覧ください
ヘルプページ