点と点を線に、
線をつないで面を
私たちは従来の点の活動から面の活動をおこなっていきます。2020年に取得した堀崎拠点を中心に地域のステークホルダーのネットワークで困難を抱える子ども・若者を支援するという次にステップに進めていきます。
一緒に働く仲間たち
これからも仲間と共に活動していきます
沿革
さらなる成長へ
就労支援事業「はたチカ応援プログラム」や子ども第三の居場所「あそぼっくすみぬま」が開所したほか、ユースの本部(堀崎サイト)で「commons cafe」をオープン。
ひらかれた拠点づくりへ
さいたまユースの拠点をさいたま市浦和区から見沼区堀崎へ移転。地域との協働で子ども・若者を支えるモデル事業、「堀崎プロジェクト」をスタート。
自立支援にチカラを
- ● 川越市委託 学習支援事業
- ● さいたま市委託 若者自立支援ルーム南浦和
- ● 上尾市委託 子ども若者自立支援事業「ルームここから」
- ● さいたま市委託 生活困窮者学習支援事業(小学生)を開始する。
研究と実践
厚生労働省の助成を受け、多くの研究者と協同で社会福祉推進事業に取り組む。学習支援事業(生活困窮者自立支援事業)の全国調査を実施。
自立・就労支援をスタート
- ● さいたま市委託 若者自立支援ルーム事業
- ● さいたま市委託 若年者職業的自立支援事業
- ● 厚生労働省委託 地域若者サポートステーション事業を開始する。
法人として自治体と協働する
さいたま市浦和区岸町に本部を設置し、さいたま市からの委託で「生活保護学習支援事業」を開始する。
さいたまユースサポートネット
さいたまユースサポートネットを設立。7月11日にNPO法人格を取得し、特定非営利活動法人さいたまユースサポートネットを設立した。
多くの困難を抱えた若者たちが
たまり場という居場所
やってきた2011年夏、さいたま市内の京浜東北線の与野駅近くの公共施設でたまり場活動を始めた。当初の利用者は、不登校の生徒が多い公立の通信制高校生や近くの日本語学校に通っていた外国人の若者たちだった。通信制高校では、スクーリング帰りの生徒に「毎週土曜日、無料で学習支援をします」というチラシを配った。
「本当にただで勉強を教えてくれますか?」と聞いてきた「少年ホームレス」の体験があるたかし君。「余裕がないです。自分の体を張ってでもお金がほしい」、こう話していた里美さん。剛志君と同様、「チラシを見ました。ただで教えてもらえるんですか」電話をかけてきた真美さん。児童養護施設で子ども時代を過ごした美緒さん。あれから10年、50~60人の若者たちが毎週、たまり場に仲間を求めてやってきた。