さいたま市若者自立支援ルーム
(桜木・南浦和)
- 居場所づくり
- 自立支援
さいたま市若者自立支援ルーム(桜木ルーム)は2013年9月にスタートしました。さいたま市から運営管理を委託されています。桜木ルームに続き、2021年4月、南浦和ルームが開室しました。多様な生きづらさを抱え、社会から孤立しがちな若者たちが、安心して過ごせる居場所づくりを行なっています。
所在地 | ● 桜木ルーム:さいたま市大宮区桜木町2-190 ● 南浦和ルーム:さいたま市南区南浦和2-27-16 |
活動場所 | さいたま市大宮区、南区 |
連絡先 | ● 桜木 TEL:048-783-3120/saitama.room@gmail.com ● 南浦和 TEL:048-767-6186/saitama.minamiroom@gmail.com |
活動期間 | 2013年〜 |
対象 | さいたま市在住の義務教育終了後から39歳までの自立を目指す子ども・若者 |
活動の特徴
利用者の年齢は15歳から39歳までと幅広く、家族・他者との関係性、自己肯定感、将来への展望などに、不安やストレスを抱えている若者たちが通っています。
スタッフには、公認心理師、臨床心理士、社会福祉士、精神保健福祉士、スクールソーシャルワーカーなど福祉的支援の専門性のあるスタッフ、さらに就労支援、家族支援の専門家や教員経験者などを配置しています。
利用者の悩みに寄り添い、支援方法について協議を重ね、必要に応じて保護者面談、関係機関とのケースカンファレンスもおこなっています。
自宅から出ることができず通所できない場合は、訪問、電話相談などのアウトリーチにより通所を促し、次に同行支援からの見学、さらにプログラムへの参加とステップを踏んでいます。
活動の内容
毎月のプログラムは、趣味、学習、ゲーム、スポーツや演劇、季節ごとのレクリェーション、外出体験、地域のボランティア体験なども取り入れ、利用者が「行ってみたい」居場所にするための工夫や改善を行なっています。
芸術・手芸
色鉛筆画、切り絵、ペーパークラフト、プラバン、アイロンビーズ、UVレジンなど季節の工作を行っています。おしゃべりをしながら、時には黙々と集中しながら、楽しく作品を作り上げています。
スポーツ
近くの公園でサッカーやキャッチボール、フリスビーなどを通して、それぞれができる範囲で精一杯運動を楽しんでいます。専門性の高いサッカーコーチによる指導でリフティングやキャッチボールなどに初めて挑戦する利用者もいて、できるようになって嬉しそうな姿が見られました。
アナログ・デジタルゲーム
UNOやトランプなどみんなで盛り上がるゲームや、ちょっと頭を使うものまで、様々なボードがあります。Wiiでは、パーティゲームや、じっくり楽しめるものまで、様々なゲームを楽しんでいます。他の利用者と関わるきっかけづくりにもなっています。
音楽部
ギターやドラム、ベースやキーボードやカホンなどの楽器を練習し、できるようになるように挑戦しました。ほとんどの人が楽器初心者で、基礎からじっくり練習した結果みるみる上達し、自信になりました。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)系
コミュニケーションゲームやワークを通して、自分自身を表現したり、相手を知る場になっています。みんなで近況やテーマに合わせたトークをしたり、自己分析を一緒にして発表するなど、「お話し」に関する練習の場になっています。
活動の成果
ルームの利用で、自分に自信を持ち始め、家族関係が改善し、アルバイトや社員として社会に巣立った若者、一人暮らしを始めた若者、大学や専門学校に進学した若者等、多くの自立を見届けています。
利用案内
ご利用に関するご質問やご相談については、毎日対応させていただいておりますので、お気軽にお電話ください。
利用時間 | ● 毎週月曜日~木曜日 10:00~17:00 ● 毎週金曜日 13:00~17:00 |
利用料 | 無料 |
サポート | 居場所/学習支援/ソーシャルスキルトレーニング |