【就労支援】小野善郎先生講演会
去る8月21日(日)に、和歌山県精神保健福祉センター長の小野善郎先生によるご講演を、さいたまユースサポートネットにて開催しました。申込み期間から問い合わせも非常に多く、定員(30人)での参加者となり大盛況でした。
思春期の子どもとのかかわりからこれまで得た知見を中心に、「自立」に向けて足踏みをする若者の課題について語っていただきました。思春期が学校教育期間中にとどまらずに長期化していること、30歳前後までは迷い、悩み、不安もあるモラトリアム期間として、失敗や否定ではなく、ありのままの自分を受け入られるようになることの大切さを提起されました。
会場の皆様からも多くの質問、感想が寄せられ、アンケートからも9割が満足との結果を得られました。何よりも小野先生の子どもや若者に寄り添った温かい人柄からにじみ出る言葉の一つ一つが、スタッフも含め参加者の皆様の心に沁みわたったのではないでしょうか。小野先生の今後益々のご活躍を願っております。