【まとめ】ボランティアにインタビューしてみた!
学習支援教室 中高生教室でのボランティア経験あり
NAME:ばったー(19歳)
Q.なぜ、このボランティアをしようと思ったのですか?
大学に入り、何かボランティアをやりたいと考えていましたが気が付いたら1年が経過しており今年を逃すとボランティアを始めるのは難しくなると思い、出来ることを探し始めました。その際に、母から私が中学生の時に通っていた学習支援教室もボランティアの方が行っているということを聞きました。そこで、学習支援のボランティアを探したところ、丁度募集があったため、やろうと思いました。
Q.ボランティアの内容はどのような内容ですか?
生徒と一緒に数学の問題を解いたり、英語のワークのヒントを出したり、勉強を一緒にすることも、色々なことをたくさんお話しすることもあります。生徒がやりたいことを一緒にやっています。
Q.ボランティアをした感想は?
始める前に様々な説明を受け、初めは自分に務まるか心配でしたが、実際初めて見ると、生徒と一緒にお話をしたり、学習を行ったりするのはとても楽しいです。中高生と関わる機会はあまりないため、共通の話題を見つけた時の嬉しさなどをこのボランティアを通じて知り、貴重な経験が出来ているなと感じます。
Q.まだボランティアをした事がない人へ一言!
このボランティアを通じて学ぶことがたくさんあり、とても充実していると思うので、ぜひチャレンジしてほしいです。
学習支援教室 中高生教室でのボランティア経験あり
NAME:Mike(65歳)
Q.なぜ、このボランティアをしようと思ったのですか?
自分自身の経験から、家庭環境や勉強等の問題から「心」が不安定な子どもがいることは知っていました。自分の場合、当時心の支えとなってくれたのが「黙って話を聞いてくれる先生」と、「知らないことを分かりやすく丁寧に教えてくれる友達」の存在でした。
そのため、私も社会人になってから子どもの心の支えになろうと思い、何度か困難を抱えている子どもの話し相手になったり、苦手な勉強を教えたりしていました。
そんな経験が、様々な事情のある子どもの役に立てるかもしれないと考えました。
Q.ボランティアの内容はどのような内容ですか?
勉強に関係ない雑談を多くするようにしています。 自分の失敗なども隠さずに話します。そして、子どもの他愛ない話も否定せず黙って聴くことを心がけています。
勉強では、主に数学、英語と理科を教えることが多いです。 これらの科目は学校で苦手意識を持ってしまった人が多いので、学校と同じ教え方を「しない」ことを心がけています。そして点数を稼ぐためのテクニックではなく、どう説明したら理解してもらえるのか、ひとりひとりに合わせて説明し、自分で考えてもらうようにしています。
Q.ボランティアをした感想は?
よく、「他人を変えることはできない」と言いますが、子どもは自分で自分を変える力を持っていると思っています。石のように固まって心を閉ざしていた子どもが、次第に心を開いて笑顔を見せ、ほぼ手を付けなかった勉強にも取り組むようになったことがありました。何が彼の心を動かしたかわかりませんが、もし彼が変わることの手伝いができたのなら、それはとても素敵なことだと思いました。
Q.まだボランティアをした事がない人へ一言!
ボランティアは、カネのためではなく、人のために何かをすることだと思います。
もし、「子どものために何かをしてみたい」という方がいたら、是非一歩を踏み出して欲しいと思います。でもそれは誰かのために自分を犠牲にすることではありません。
自分が出来る範囲でいいので、誰かのために少しの力を貸して欲しいと思います。
期待するような良い事ばかりがある訳ではありませんが、何かが起こるかもしれません。
若者自立支援ルーム(南浦和)、たまり場でのボランティア経験あり
NAME:杉山 颯(20歳)
Q.なぜ、このボランティアをしようと思ったのですか?
私がボランティアをしようと思ったきっかけは2つあります。1つは元々実習生として携わっていて、その時から活動がすべて楽しい、面白いと感じたからです。2つ目は実習生が終わり、大学2年生になった4月に、道を歩いている時、ふと「あの場所から離れたら人生損するだろう」と、頭をよぎり、ボランティアに応募しました。
Q.ボランティアの内容はどのような内容ですか?
内容は、主に利用者さんとボードゲームや会話をしたり、ルームでは午後にあるプログラムへの参加や準備をしたりします。その後はボランティア記録に1日の振り返りを書きます。
Q.ボランティアをした感想は?
楽しいし、勉強になるという事です。ボランティアとして活動していく中でボドゲや音楽、趣味などの会話で人と関わる事がこんなにも楽しいのかと感じることができました。また、私自身、ボランティアや実習をするまでボードゲームをしたことがなく、それを通して人と交流するという新鮮な楽しさもありました。
Q.まだボランティアをした事がない人へ一言!
まだボランティアをしていない人、したいけど一歩を踏み出せない人は勇気を出し、行って体験をしてほしいと思っています。私はボランティアを続けることで、自分を変えることができました。今まで人前で発言や発表をすることは苦手でしたが、利用者と一緒にプログラムに参加、自分自身も挑戦することでそれが出来るようになりました。また、自分がやってみたいことを主張することができませんでした。しかし、自分自身が好きな会話で利用者と楽しく交流することができたり、「こういったプログラムをしてみたい」と思ったことを利用者と一緒に準備、発表をしたりしました。その経験が自信となり、今では大学生活の中でもしっかりと主張できるようになりました。
ボランティアは自分を少しでも成長させることができる活動でもあると思います。ボランティアをしてみたいと少しでも考えたら、一歩踏み出し、参加してみてください。
あそぼっくすほりさきでのボランティア経験あり
Q.なぜ、このボランティアをしようと思ったのですか?
始まりは知人の紹介からこの活動を知ったことがキッカケとなっていた訳ですが、仕事以外の活動で何かできないか模索していたタイミングでのお声がけでした。
とは言っても、社会の為にという様な綺麗事を言うつもりはありませんし、
他の方が持つ様な高尚な目的ではないのが真実で、利己的な利他とでも表現しましょうか。このボランティアを行うことで自身の活動に反映させる事ができメリットになる。結果として組織や社会へ還元できるのであれば、自身の時間という命を使う価値は大いにあると思った次第です。世の中的にはそのことを使命と呼ぶのでしょうね。その文字通り命を燃やし、日本の未来をいかに面白く、今より少しでも生きやすい希望のある世の中にして次の世代に繋いでいけるか。
人材への投資ほど費用対効果の高いものはありませんが、高齢者世代が多くを占めシルバー民主主義と言われる現代日本では票にならず、また林業のように結果が反映されるまでに時間がかかるため軽視され、後回し。
先進国の中でも、子供や教育への投資が著しく低い。少子化まっしぐらの日本社会において、子供へのケアやサービスが薄くなっていくのは明白です。だとしても、だからこそ誰かがやらなければいけないし、誰しもが積極的に関わっていくべき課題でもあります。全てはこの国の未来である子どもたちのために。
機会があるのだからやれることはなんでもやる、ただそれだけの事です。
Q.ボランティアの内容はどのような内容ですか?
3時ちょっと前に来てまず行うのはテーブルのセッティング、名札用養生テープの準備、状況により、体育館の窓やネットの開閉やらしながら3時過ぎた頃に子供たちが来始めることが多いので来た子供の対応ですね、声かけをしながら名前を書いてもらって、各々相手します。大体は宿題か遊ぶかで、宿題であれば直接教えたりというよりは、集中して早く終わらせられるようにメンタリングしたり、進捗状況がどうかなどのフォローアップなど学習のマネジメントがメインです。それ以外の子は遊び相手の様な感じで、人が少ないうちは「どうする何する?」というような雑談をしながら何をするか、どのおもちゃ、ゲームで遊ぶかなど
子どもの気分に任せてます。この辺は2人からでも遊べるマンカラやドブルが人気ですね。人が集まってくれば複数人で遊べるカードゲーム(人狼や犯人は踊るなど)の頭数として入ったり、将棋の相手を申し出てくる子も一定数います。あとはお絵描きしたりパズルやブロックで一緒に何か作る、体育館が空いてればマットを出したりバトミントンなど体を動かす系。宿題が終わったり、4時以降などからくる子供たちが集まればそれぞれ空白ができないように分担して見て周りつつ、4時後半くらいには鬼ごっこやドッジボールをやる子が多いので、誰が何やるか役割や人数など、話がまとまるようにアシストしたり必要なものを用意して、怪我やいざこざが無いようにケアする流れになります。5時45分になったら全体に声をかけ各自が使った物の片付けと帰る準備を促して忘れ物がないか確認、お見送りと戸締りなど。慣れてくれば上記に加えて、来た子への帰り時間の確認と名簿にチェックを入れる作業(余談ですが、ざっくり子どもたちの顔と名前が一致するまで覚えるのに週3で入って半年くらいはかかった気がします)、4時半ごろのおやつの準備、その他子ども食堂、各種イベントのヘルプに入ったりですね。
Q.ボランティアをした感想は?
子どもと関わることはこの上なく面白い、この一言に尽きます。国や社会を構成するものは何か?素因数分解していくと行き着くのは一人の人間であるということ。中でも子どもというのは大きな意味を持っている存在なので、初めの段階で
どんな種まきをしておけるのか、未来の一端を担い影響しているかもしれないということの面白さ。個々に任せることとケアする事の線引き、それぞれ大人でも一人一人の考え方によって若干違うところがあるのは加味しながらではありますが今を見るか将来を見据えるのかで変わってくる、パズルを解くような難しさも少しありますね。自主性と効率性どっちを取るのか、大人側の都合で特定の行動へ誘導することが運営上必要な場面で、やり方によっては将来自分で考えて動くという力を削いでしまうことにもなりかねないなど。一長一短ではありますからね。
過干渉になりすぎない様に、孤立してる子にはケアしつつ自ら一人で楽しんでいて、邪魔されず適度に放っておいてほしいソリチュード状態の子との見極めは結構大事だったりするなあ、とも思うことはありますね。
色々状況によって変わってきますが、一貫して気をつけているのは年下だから、子どもだから、などと「年齢で差別しない事」はどんな場面であっても意識しています。子供は大人が思っているより大人ですし、確信をついていることも。人種や性別での差別は顕在化しやすいのですが、年齢差別は問題としてなかなか表に出にくいものなので、1ボランティアの立場の自分としては、ある程度俯瞰的に見ながらも、なるべく一人一人と対等な人間として接し、友達に近い様な距離感を築く事を、大事に出来れば良いかなと思っています。
Q.まだボランティアをした事がない人へ一言!
社会貢献としてのボランティアはあなた自身と未来のための活動です。と言っても
ボランティアを始めるのに崇高な理由なんていらないし、社会を良くするために必要なのは、夢や情熱という綺麗なものだけではなくて、そこにあるのはリアルな部分。それは人員や資金などの大量のリソースを必要としている。だからこそあなた一人の参加が大きな力になります。就職で有利になるから、自己満足、暇だから、たまたま知り合いに誘われたから、入りがどんなカタチ、理由であれ
メッキも塗り重ねれば本物に変わっていくものだから。
ハーバードの「人間の幸福と健康に関する研究」において、最終的に一番重要なファクターは良好な人間関係を構築できている事、となっていたことからも、仕事や学業などだけでなく、様々な軸の関係性を築き、多視点からのモノのミカタを持つことの重要性は大きい。いつもと違うコミュニティ、年齢やバックグラウンドの違う人間との繋がり、
今日あなたが関わったことで誰かの未来が少し変わっていた、かもしれない。
こんなにも社会に必要とされ役立っていることを実感するものはない。それが何より気持ちいいのだ。普通に暮らしていてこんなに面白い事はあるだろうか?あなたにもぜひこの感覚を味わってほしい。ここにはそれがあります。あなたと未来のための種まき、ボランティアは自分自身の未来のための活動、私はいつでもあなたを待っています!
最後に
ボランティアとはいえ、私たちと一緒に子どもたち、若者たちをサポートする仲間です。興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。