「働く力応援基金」の助成団体に採択されました
NPO法人さいたまユースサポートネットは、2023年4月1日、一昨年、昨年に引き続き東京海上日動キャリアサービス様による、第3回(2023年度)「働く力応援基金」(公益財団法人パブリックリソース財団)の助成団体に採択されました。
▼2023年度「東京海上日動キャリアサービス 働く力応援基金」審査結果
https://drive.google.com/file/d/1TbaeMByeaFozdfYWhHrfrfb2x7aPkqDR/view?usp=sharing
プロジェクト名は、「はたチカオーダーメイド型 就労サポート事業」です。
一昨年からひきこもりや発達障害などで公的な支援の枠からこぼれ落ちてしまう主にグレーゾーンの若者を対象にマルシェやカフェ、農作業等の活動の場を地域社会も視野に入れて提供してきました。今年度は、これまで実施してきた有償ワークを難易度に応じて再編成し、より具体的なチャレンジの場となる職場体験参加者を増やしていくことで、不安感の強い若者が社会(就労)につながっていくことを目指しています。
今年度は、プログラム(自己理解 ・対人交流・ストレスケア・コミュニケーション・スポーツ・職業人講話)のほかに有償ワークの難易度を3つに分け、各々の報酬も段階的に設定しています。はたチカワークⅠでは、マルシェ(チラシ作成・準備手配・運営)・清掃(地域施設・カフェ)ポスティングなど、チャレンジワークⅡでは、地域活動(イベント)・アグリワーク(野菜栽培、農具洗浄、畑整備)・カフェワーク(接客)・キッズワーク(子どもの居場所)、トライアルワークⅢでは、地域企業での職場体験・実習を実施します。また、ユースアントレプレナーチャレンジでは、個人事業主や副業を視野に入れ、個人事業主との対話&講話、ワークショップ体験、またアート制作や発表販売なども企画しています。
3年目となった今年度は、伴走型支援を基本として、個々人に合わせたオーダーメイド型の多様なプログラム、ワークの提供をさらに拡充し、個人事業や副業等の多様な働き方も模索するなかで、その実現に向けてチャレンジする取り組みを発展させていきます。