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つながる一日。支援者と子どもたちが笑顔で出会った交流会

2026年4月7日

3月28日(土)、日頃よりご支援いただいている皆さまと、子ども・若者たちとの交流会を開催しました。

当日は春のやわらかな陽ざしのもと、多くの方にご参加いただき、会場ははじめからあたたかな空気に包まれていました。

はじめに、代表理事より、日々の活動の様子やこれから目指していきたい未来についてお話ししました。
真剣に耳を傾けてくださる皆さまの姿から、活動を共に支えてくださっている心強さを改めて感じる時間となりました。

参加された方からは、
「話を聞いて、何か関わりたいと強く思いました」
「知らなかった現実に気づかされました」
といった声が寄せられました。

代表による活動報告会

その後の交流の時間には、餅つきを行いました。

はじめて杵を持つ子どもたち。
少し緊張しながらも、「よいしょ!」と声を合わせて餅をつく姿に、自然と笑顔が広がります。

その様子を、やさしく見守る支援者の方々。
時には手を添えながら、一緒に体験を支えてくださる場面もありました。

「ママ、あんこ好きかな」

ついたお餅を前に、家族のことを思い浮かべる子どものひとことに、周囲から思わず笑みがこぼれます。

何気ないやりとりの一つひとつが、この場所のあたたかさをつくっていました。

大人も子どもも楽しんだ餅つき
つきたての餅をパクリ

若者たちは、率先してお餅のきなこや醤油をまぶして、パッケージに入れる作業を協力しながら進めていました。
そんな姿に若者たちの成長を感じました。

若者たちもお手伝い
子ども若者の作品展示

最後は音楽発表で締めくくり。
子どもたちのまっすぐな歌声に、思わず涙ぐむ方の姿も見られました。

「胸がいっぱいになりました」
嬉しい感想が、いくつも寄せられました。

感動の音楽発表会

今回の交流会は、支援者の皆さまと子ども・若者たちが「顔の見える関係」として出会う、大切な時間となりました。

私たちが出会う子ども・若者たちは、それぞれにさまざまな背景を抱えています。
だからこそ、制度だけではなく、人と人とのつながりの中で支えていくことが欠かせません。

安心して過ごせる居場所があること。
誰かに見守られていると感じられること。

そうした積み重ねが、子ども・若者の未来を少しずつ支えていきます。

この日、子どもたちが見せてくれた笑顔や成長は、決して当たり前に生まれるものではありません。
皆さまのご支援があってこそ実現できているものです。

さいたま市の学習支援の委託を一部、民間企業(トライ社)になるなど、厳しい事態は続きますが、これからも一人でも多くの子ども・若者にこの機会を届けていくために、引き続きご支援・ご参加を心よりお願い申し上げます。


代表理事青砥恭の活動報告の概要です。

「居場所」から始まった活動です

私たちの活動は、2011年に子ども・若者のための「居場所(たまり場)づくりからスタートして、子ども・若者の貧困と孤立に取り組む認定NPOとして発展しきました。
現在では、月間約1,500人、累計1万人以上を支援して、学習、就労、居場所支援を通じて、孤立した若者を社会の中に戻す実践を続けてきました。

さまざまな背景を抱える子ども・若者たちを地域で支える

出会う子ども・若者たちは、それぞれに異なる背景を抱えています。

経済的な困難、家庭の不安定さ、障がいや外国ルーツ、ヤングケアラーなど――
一つではなく、いくつもの課題が重なっていることも少なくないです。

そのため、既存の制度や「居場所」「学習支援」「就労支援」といった縦割りでは、十分に支えきれない場面も多くあり、さいたまユースは地域全体で把握・支援する地域型プラットフォーム型に転換して、地域全体で見守り、支えていく仕組みづくりを大切にしています。

支援の本質は『ケアと関係性』

支援の根底には、信頼関係・安全安心・見守り、感情の受容があります。

活動の中で、何よりも大切にしているのは「関係性」です。

安心して話せること
受け止めてもらえること
見守られていると感じられること

こうした積み重ねが、子ども・若者が前に進む力になっていきます。

🔳市場化が地域の市民活動を壊している

 入札制度により支援は価格競争化し、ケア労働者の低賃金化が進行している。教育とケアは市場原理に適さない領域です。大手の塾産業などの参入が目立ちますが、営利を第一とする塾企業とローカル・を目指す私たちの活動とは大きな違いがあります。

🔳学校と社会

 不登校の増加、教員の疲労、いじめ、暴力の背景には、学校制度の行き詰まり、貧困や孤立の拡大など構造的な問題とSNSの影響などがあります。子どもの困難は社会全体の問題です。

これから目指していくこと

私たちは、制度だけに頼るのではなく、人と人とのつながりの中で支え合える地域プラットフォーム型の地域共生社会として、ローカル・コモンズを目指していきます。

最後に

子ども・若者を支えることは、特別なことではなく、
地域全体に関わる大切なテーマだと感じています。

今回の交流会では、支援者の皆さまとこうした思いを共有できたことを、とても嬉しく思います。

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