さいたま市若者自立支援ルーム南浦和 最近の活動紹介(2020.7.1~)

今年度より、さいたま市若者自立支援ルームがこれまでの桜木に加え、南浦和に開所しました。南浦和駅から徒歩3分ほどのところで、地元さいたま市の16歳から39歳までの若者の居場所づくりをしています。

 4月よりコロナウイルスの感染予防対策が続き、7月1日からのスタートとなりました。徐々に利用者の方も集まり始め、利用者の皆様のお顔、ご希望を伺いながらプログラムを作っています。今回はそのプログラムからいくつか紹介します!

現在開催されているプログラム

手芸・工作

その中でも人気があるのは手芸工作です。毎回毎回、参加者が心待ちにしてくださり、熱心に参加してくれています。

参加者の作品は既に掲示物として掲示させてもらっています。

とても素敵な玄関の飾りを作ってくれました。本当におしゃれ☆

~担当職員より~

初回は、ミサンガを作りました。1時間ほどで、素敵なミサンガができました。

今後の予定としては、牛乳パックで作る小物入れ・ハンガーモップ・ボンボン髪飾り

手ぬぐい袋・しおり作り・刺し子を予定しています。ぜひ来て、お話ししながら

一緒に作りましょう。

楽器演奏(プログラム「ドラムスティックで遊ぼう」)

最近「カホン」という打楽器をルームで用意しました。

カホン

見た通り木でできています。場所によって音色が違うのですね。その違いでリズムを刻んだり、カッコいいフレーズを叩いたりすることができます。

「叩けば音が出る」というシンプルさが魅力的で、もともとドラムをやっている利用者の方にはもちろん、「今まで楽器をやったことがない」という方にもいつの間にかはまはまっていました。

既にルームにはアコースティックギターもあるので、もうこれだけでライブができます。

ビートを刻み、ギターがそれに合わせて弾き、(歌うつもりはなかったけど気持ちよかったので)歌も歌いました。
参加者、スタッフ共に好感触でした!

カホンに関しては担当自身も初心者なので、調べながら利用者の方と一緒に上達していけたらなと思います。

欲を言えば、さらに楽器が増えてより濃厚なセッションをしたいと、ひそかに思っています。

ガーデニングプログラム

加えて、屋上でガーデニングを現在しております。

7月の初日に植えて、早二週間ほど経ちました。担当自身、植物を植えるのは小学校以来で、育て方を模索しながら心を込めて見守っています。

上からヒマワリ、マリーゴールド、アサガオ。左が発芽直後で右が今の様子(2週間程度)です。

最初、あんなに小さかった種がみるみる成長するのを見て感動しました。「成長する」という、当たり前だけど不思議で神秘的なことが自分にとってこんなに刺激的だとは思ってもいませんでした。

ある方が「植物を育てることは『待つこと』を覚えるから、教育にいいんですよ」とおっしゃっていました。小学生の頃はそのようにはあまり感じられなかったのですが、今ならわかる気がします。感性って気づかぬうちに芽生え、ココロ動く対象が変わっているんですね。

利用者の方にも来室した際にお手伝いをしてもらっています。

土を作ってもらったり、液体肥料をあげてもらったりしました。

今は梅雨で雨も多く、ちゃんと育ってくれるか心配ではありますが、成長し、きれいな花を咲かせることを願いながら、利用者の方と見守り、続けたいと思います。

終わりに

いかがでしたでしょうか。このように、ただいま南浦和ルームでは試行錯誤しながら新しいプログラムの調整をしていきます。8月以降も新しいプログラムの調整をし、同様に開室する予定です。ただ、今後のコロナをめぐる情勢によって変更がありますので、その際はTwitterやブログ、さいたまユースサポートネットのホームページでご連絡いたします。

では、また来週お目にかかります。

お問い合わせ

さいたま市若者自立支援ルーム 南浦和

TEL 048-767-6186

Mail saitama.minamiroom@gmail.com

Twitter  https://twitter.com/SynetR

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